スポーツは、2年後に開催される宮崎国スポ・カヌー競技で日本一を目指すアスリート夫婦に注目します。

宮崎市の大淀川を力強いパドルさばきで疾走する2艇のカヌー。
乗っているのはカヌースプリント日本代表、デンソー宮崎所属の谷口夢結選手と米良電機産業所属の棚田大志選手です。

宮崎市出身の谷口選手と奈良県出身の棚田選手は4月1日に結婚。
これを機に谷口選手の地元・宮崎を拠点に競技生活をスタートさせました。

（宮崎市出身　妻・谷口夢結選手）
「この冬初めて彼と一緒に練習をやる期間があったんですが、寡黙に懸命にやっている姿を見て、自分も一緒に感化されて同じ目標に向かっていきたいという気持ちが強くなりました」

（奈良出身　夫・棚田大志選手）
「大淀川がすごく環境がよくて、他にはない川幅と長さがカヌーをする上で魅力です」

2人は、高校時代から世代を代表するトップ選手として活躍。
そして今回、揃って日本代表に選出され、5月に行われるアジア選手権に出場することになりました。

（谷口夢結選手）
Ｑ．日本代表に初選出
「国際大会に出場する機会がここ数年なかったので、選んでいただいてうれしいです。彼と一緒に（アジア大会）出場するということで、負けない成績を残していきたいです」

2人の大きな目標は2年後に開催される宮崎国スポ、夫婦揃っての優勝です。

（谷口夢結選手）
「宮崎で漕いでいる時も県外で試合しているときも、応援してくれる県民の方がそばにいるので、その方々にいい報告・恩返しをしたいです」

（棚田大志選手）
「宮崎国スポに向けて優勝を目指して頑張っています。私の妻が宮崎出身なので二人でアベック優勝ができればすごくいいなと思います」

さらに2人は、2028年のロサンゼルスオリンピックを見据えます。

（谷口夢結選手）
「27年の宮崎国スポの優勝に向けて、まずは今年の滋賀国スポで優勝、その先を見据えたロスオリンピック出場に向けて頑張ります」

（棚田大志選手）
「国スポでの優勝、ロスオリンピックでのメダル獲得を目指して精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします」

夫婦二人三脚！宮崎国スポからロサンゼルスオリンピックへ、2人のあくなき挑戦は続きます。